稲敷市議会 > 2022-05-31 >
令和 4年第 2回定例会-05月31日-01号
令和 4年第 2回定例会−05月31日-目次

  • "除斥"(/)
ツイート シェア
  1. 稲敷市議会 2022-05-31
    令和 4年第 2回定例会-05月31日-01号


    取得元: 稲敷市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-16
    令和 4年第 2回定例会-05月31日-01号令和 4年第 2回定例会 稲敷市告示第61号  令和4年第2回稲敷市議会定例会を下記のとおり招集する。   令和4年5月10日                              稲敷市長  筧   信太郎                     記 1.期  日  令和4年5月31日(火) 2.場  所  稲敷市役所 議会議場           令和4年第2回稲敷市議会定例会会期日程表 ┌────┬──┬────┬─────┬──────────────────────┐ │ 期 日 │曜日│開議時間│ 会議種別 │       議      事       │
    ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │5月31日│ 火 │午前10時│ 本 会 議 │◎開会                   │ │    │  │    │     │◎市長提案理由の説明            │ │    │  │    │     │◎再議第1号、再議第2号、議案第55号    │ │    │  │    │     │ 発議第4号、発議第5号、発議第6号 採決 │ ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │6月1日│ 水 │    │ 休  会 │議案調査日                 │ │    │  │    │     │議案等質疑通告締切(正午)         │ ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │6月2日│ 木 │午前10時│ 本 会 議 │◎一般質問(6名/10名のうち)       │ ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │6月3日│ 金 │午前10時│ 本 会 議 │◎一般質問(4名/10名のうち)       │ │    │  │    │     │◎発言通告による議案質疑          │ │    │  │    │     │◎常任委員会議案付託            │ ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │6月4日│ 土 │    │ 休  会 │                      │ ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │6月5日│ 日 │    │ 休  会 │                      │ ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │6月6日│ 月 │午前10時│ 委 員 会 │◎常任委員会審査(総務教育常任委員会)   │ ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │6月7日│ 火 │午前10時│ 委 員 会 │◎常任委員会審査(市民福祉常任委員会)   │ ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │6月8日│ 水 │午前10時│ 委 員 会 │◎常任委員会審査(産業建設常任委員会)   │ ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │6月9日│ 木 │    │ 休  会 │議事整理                  │ ├────┼──┼────┼─────┼──────────────────────┤ │6月10日│ 金 │午前10時│ 本 会 議 │◎委員長報告、討論、採決          │ │    │  │    │     │◎閉会                   │ └────┴──┴────┴─────┴──────────────────────┘                一 般 質 問 通 告 書                                 令和4年第2回定例会 ┌────┬─────┬────────┬───────────────┬──────┐ │質問方式│ 質 問 者 │ 質 問 事 項  │   質  問  要  旨   │ 答 弁 者 │ ├────┼─────┼────────┼───────────────┼──────┤ │一問一答│中沢  仁│ 本市における市│ 本市には市立の公園が約10か所│市長    │ │    │議   員│営公園のあり方に│存在しています。地域活性化でき│副市長   │ │    │     │ついて     │る資源であるため、現状を把握し│地域振興部長│ │    │     │        │ながら有効活用すべきだと考えま│土木管理部長│ │    │     │        │す。そこで、本市が位置づけてい│      │ │    │     │        │るサステナブルな市営公園の在り│      │ │    │     │        │方について伺う。       │      │ │    │     │        │①地域別の公園数について   │      │ │    │     │        │②年間管理費について     │      │ │    │     │        │③PFIの導入の可能性について│      │ │    │     │        │④つくば霞ヶ浦りんりんロードと│      │ │    │     │        │ の連動性について      │      │ │    │     │        │⑤サステナブルな市営公園のあり│      │ │    │     │        │ 方について         │      │ ├────┼─────┼────────┼───────────────┼──────┤ │一問一答│沼崎 孝雄│ 消防団の現状と│ 消防団は消火活動のみならず救│市長    │ │    │議   員│課題について  │助・救出活動、災害防御活動など│危機管理監 │ │    │     │        │地域における消防力、防災力、地│      │ │    │     │        │域コミュニティの活性化に非常に│      │ │    │     │        │重要な役割を果たしており、これ│      │ │    │     │        │までの想定にないような大規模災│      │ │    │     │        │害の発生等に備え地域防災力の充│      │ │    │     │        │実強化が求められています。消防│      │ │    │     │        │団の現状と課題について伺う。 │      │ │    │     │        │①本市消防団の現状について  │      │ │    │     │        │②消防団員確保の取組みについて│      │ │    │     │        │③消防団の今後のあり方(団員削│      │ │    │     │        │ 減と統合)について     │      │ ├────┼─────┼────────┼───────────────┼──────┤ │一問一答│山本 彰治│ 公式アプリの今│ これまでは、防災のための情報│市長    │ │    │議   員│後の運用について│伝達の手段として各世帯に戸別受│危機管理監 │ │    │     │        │信機が設置されていましたが、新│      │ │    │     │        │規に購入の予定もなく、修理で対│      │ │    │     │        │応しています。今年度からは市の│      │ │    │     │        │公式アプリがその役割を担ってい│      │ │    │     │        │くとの事ですが、高齢者には特に│      │ │    │     │        │利用しやすくなければなりませ │      │ │    │     │        │ん。今後のアプリの運用や周知、│      │ │    │     │        │登録について伺う。      │      │ ├────┼─────┼────────┼───────────────┼──────┤ │一問一答│松戸 千秋│1.がん治療をさ│ がんは、1981年から日本人の死│市長    │ │    │議   員│ れている方への│因の第1位となっています。2人│保健福祉部長│ │    │     │ ウィッグ・乳房│に1人ががんにかかり、死因の約│      │ │    │     │ 補整具購入費用│3割はがんとなっています。がん│      │ │    │     │ 助成事業導入に│治療を受けながら、就労等社会参│      │ │    │     │ ついて    │加を応援するために、ウィッグ、│      │ │    │     │        │乳房補整具等の購入費用補助金を│      │ │    │     │        │助成する考えがあるか伺う。  │      │ │    │     ├────────┼───────────────┼──────┤ │    │     │2.学校での「が│ 命の大切さを育む、学校での │教育部長  │ │    │     │ ん教育」につい│「がん教育」について伺う。  │      │ │    │     │ て      │               │      │ ├────┼─────┼────────┼───────────────┼──────┤ │一問一答│寺崎久美子│ 女性の就労・ │ 出産・育児・介護のために離職│市長    │ │    │議   員│キャリアアップ支│した方、非正規雇用から正規雇用│副市長   │ │    │     │援について   │への転換、就業したことのない女│行政経営部長│ │    │     │        │性の就業支援策、女性の人材育 │      │ │    │     │        │成・キャリア意識への向上につい│      │ │    │     │        │て伺う。           │      │ │    │     │        │①男女共同参画について、これま│      │ │    │     │        │ で本市ではどのような位置づけ│      │ │    │     │        │ で進めてきたか       │      │ │    │     │        │②市役所内の管理職への女性登用│      │
    │    │     │        │ キャリアアップの支援について│      │ │    │     │        │③市役所内の出産・育児休業取得│      │ │    │     │        │ 後の円滑な職場復帰の支援体制│      │ │    │     │        │ について          │      │ │    │     │        │④第4次男女共同参画計画の目標│      │ │    │     │        │ であるワークライフバランスの│      │ │    │     │        │ 推進、エンパワーメント促進に│      │ │    │     │        │ おける令和4年度の取組み計画│      │ │    │     │        │ について          │      │ │    │     │        │⑤地域女性活躍推進交付金の申請│      │ │    │     │        │ について          │      │ │    │     │        │⑥女性のデジタル技能の学び直 │      │ │    │     │        │ し、教育訓練や再就職、転職支│      │ │    │     │        │ 援の推進事業について    │      │ ├────┼─────┼────────┼───────────────┼──────┤ │一括質問│若松 宏幸│ 自治体新電力設│ 本市では、令和4年度予算の │市長    │ │    │議   員│立について   │「再生可能エネルギー導入促進事│市民生活部長│ │    │     │        │業」で自治体新電力設立への取組│      │ │    │     │        │みが重点事業となっています。ス│      │ │    │     │        │モールスタートで設立・運営の検│      │ │    │     │        │討を行うとの事ですが、以下の項│      │ │    │     │        │目について伺う。       │      │ │    │     │        │①本市の地域電源開発の取組みに│      │ │    │     │        │ ついて           │      │ │    │     │        │②自治体新電力事業の理解度を深│      │ │    │     │        │ めることについて      │      │ ├────┼─────┼────────┼───────────────┼──────┤ │一括質問│根本  浩│1.東地区におけ│ 児童減少を背景に東地区におい│教育部長  │ │    │議   員│ る小学校統合に│ても小学校の整備、統合は必要に│      │ │    │     │ ついて    │なる時期が見えてきたと考えま │      │ │    │     │        │す。実現に向けた環境整備や基本│      │ │    │     │        │設計の考えを伺う。      │      │ │    │     ├────────┼───────────────┼──────┤ │    │     │2.将来世代の子│ 本市を通る圏央道には2つの │市長    │ │    │     │ や孫のため自主│パーキングエリアがありますが、│行政経営部長│ │    │     │ 財源確保に向け│未だに当初のままの状態になって│      │ │    │     │ たパーキングエ│います。トイレ休憩だけに使用さ│      │ │    │     │ リアの開発につ│れるようなものではなく、しっか│      │ │    │     │ いて     │りと本市へお金が落ちるエリアへ│      │ │    │     │        │と開発し、自主財源を増やす考え│      │ │    │     │        │はないか伺う。        │      │ │    │     ├────────┼───────────────┼──────┤ │    │     │3.元稀勢の里が│ 本市は第7代横綱稲妻雷五郎が│地域振興部長│ │    │     │ 阿見町に二所ノ│生まれ育った地でもあり、他の市│      │ │    │     │ 関部屋を創設し│町村より強みがあります。それを│      │ │    │     │ ました。本市は│生かしたコラボレーションをし、│      │ │    │     │ どのようにとら│今こそ地域を明るくするイベント│      │ │    │     │ えているのか │を開催するべきと考えますが、本│      │ │    │     │        │市の考えを伺う。       │      │ ├────┼─────┼────────┼───────────────┼──────┤ │一問一答│山口 清吉│1.特別障害者手│①手当の支給対象者はどのような│市長    │ │    │議   員│ 当について  │ 人か            │保健福祉部長│ │    │     │        │②介護を必要とする方で、現在ど│      │ │    │     │        │ のような障害で何人受給してい│      │ │    │     │        │ るか            │      │ │    │     │        │③制度の周知徹底について   │      │ │    │     ├────────┼───────────────┼──────┤ │    │     │2.大人に代わっ│①本市の実態はどうなっているか│市長    │ │    │     │ て日常的に家事│②今後の支援体制についてどのよ│保健福祉部長│ │    │     │ や家族の世話を│ うに考えているか      │      │ │    │     │ する「ヤングケ│               │      │ │    │     │ アラー」につい│               │      │ │    │     │ て      │               │      │ ├────┼─────┼────────┼───────────────┼──────┤ │一問一答│椎野  隆│ 霞ヶ浦とその周│①船着き場の整備について   │市長    │ │    │議   員│辺の水辺対策につ│ 1.船着き場の数と予算   │地域振興部長│ │    │     │いて      │ 2.景観などに対する市民の意│市民生活部長│ │    │     │        │  見は           │      │ │    │     │        │ 3.付近の放置船舶について │      │ │    │     │        │ 4.大正橋付近の水辺公園の整│      │ │    │     │        │  備について        │      │ │    │     │        │②特定外来種ブラックバスの影響│      │ │    │     │        │ について          │      │ │    │     │        │ 1.ブラックバスについてどう│      │ │    │     │        │  考えているか       │      │ │    │     │        │ 2.漁として魚を増やすことに│      │ │    │     │        │  ついて          │      │ │    │     │        │③観光対策について      │      │ │    │     │        │ 1.サイクリングロードの整備│      │ │    │     │        │  について         │      │ │    │     │        │ 2.カヌーの現状      │      │ │    │     │        │④霞ヶ浦の水質について    │      │ │    │     │        │ 1.水質向上について    │      │ │    │     │        │ 2.逆水門を開けることはでき│      │ │    │     │        │  ないか          │      │ ├────┼─────┼────────┼───────────────┼──────┤ │一問一答│浅野 信行│1.金融教育につ│ 2022年の4月から高校で金融教│教育長   │ │    │議   員│ いて     │育が必須になり、新学習指導要領│教育部長  │ │    │     │        │では、小学校では2020年度、中学│      │ │    │     │        │校では2021年度よりスタートして│      │ │    │     │        │いるそうです。本市の現状と対応│      │ │    │     │        │を伺う。           │      │ │    │     ├────────┼───────────────┼──────┤ │    │     │2.認知症対策に│ 厚生労働省は今年度から認知症│保健福祉部長│ │    │     │ ついて    │の人と家族を一体的に支援する市│      │ │    │     │        │町村への補助に乗り出したそうで│      │ │    │     │        │す。本市の対応を伺う。    │      │ └────┴─────┴────────┴───────────────┴──────┘
                    令和4年第2回             稲敷市議会定例会会議録 第1号         ────────────────────────           令和4年5月31日 午前10時00分開会         ──────────────────────── 1.出席議員  19名       1番  沼 崎 孝 雄 君     2番  寺 崎 久美子 君       3番  椎 野   隆 君     4番  中 沢   仁 君       5番  黒 田 茂 勝 君     6番  根 本   浩 君       7番  若 松 宏 幸 君     9番  山 本 彰 治 君      10番  岡 沢 亮 一 君    11番  篠 田 純 一 君      12番  松 戸 千 秋 君    13番  中 村 三 郎 君      14番  伊 藤   均 君    15番  高 野 貴世志 君      16番  柳 町 政 広 君    17番  浅 野 信 行 君      18番  山 下 恭 一 君    19番  遠 藤 一 行 君      20番  山 口 清 吉 君 1.欠席議員       8番  竹 神 裕 輔 君 1.出席説明員        市長               筧   信太郎 君        副市長              塩 畑   実 君        教育長              山 本 照 夫 君        行政経営部長           水 飼   崇 君        危機管理監            岡 沢 充 夫 君        地域振興部長           根 本 和 伸 君        市民生活部長           坂 本 文 夫 君        土木管理部長           椎 野 茂 夫 君        教育部長             松 田 治 久 君        会計管理者            萩 谷 克 巳 君        行政経営部企画監         川 村 喜 一 君        保健福祉部企画監         糸 賀 隆 司 君        教育委員会企画監         板 橋   渉 君 1.出席事務局職員        議会事務局長           坂 本   哲        書記               岡 野   守        書記               根 本 孝 弘 1.会議録署名議員        1番  沼 崎 孝 雄 君        2番  寺 崎 久美子 君 1.議事日程        ──────────────────────────              議 事 日 程 第 1 号                            令和4年5月31日(火曜日)                                午前10時00分開会 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 再議第1号 令和3年第2回稲敷市議会臨時会において議決された議案に係る再議について      再議第2号 令和4年第1回稲敷市議会定例会において議決された議案に係る再議について 日程第4 報告第1号 令和3年度稲敷市一般会計予算の継続費繰越計算書について      報告第2号 令和3年度稲敷市一般会計予算の繰越明許費繰越計算書について      報告第3号 令和3年度稲敷市基幹水利施設管理事業特別会計予算の繰越明許費繰越計算書について      報告第4号 令和3年度稲敷市水道事業会計予算の繰越計算書について      報告第5号 令和3年度稲敷市下水道事業会計予算の繰越計算書について 日程第5 議案第44号 専決処分の承認を求めることについて(稲敷市税条例等の一部を改正する条例)      議案第45号 専決処分の承認を求めることについて(稲敷市国民健康保険税条例等の一部を改正する条例)      議案第46号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度稲敷市一般会計補正予算(第15号))      議案第47号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度稲敷市一般会計補正予算(第16号))      議案第48号 稲敷市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について      議案第49号 稲敷市介護保険条例の一部改正について      議案第50号 稲敷市都市公園条例の一部改正について      議案第51号 令和4年度稲敷市一般会計補正予算(第3号)      議案第52号 工事請負契約の締結について      議案第53号 工事請負契約の締結について      議案第54号 工事請負契約の締結について 日程第6 議案第55号 教育委員会委員の任命について 日程第7 議会改革調査特別委員会委員長報告 日程第8 発議第4号 稲敷市議会基本条例の制定について 日程第9 発議第5号 稲敷市政治倫理条例の一部改正について 日程第10 発議第6号 稲敷市議会傍聴規則の一部改正について 1.本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名について  日程第2 会期の決定について  日程第3 再議第1号       再議第2号  日程第4 報告第1号       報告第2号       報告第3号       報告第4号       報告第5号  日程第5 議案第44号       議案第45号       議案第46号       議案第47号       議案第48号       議案第49号       議案第50号       議案第51号       議案第52号       議案第53号       議案第54号  日程第6 議案第55号  日程第7 議会改革調査特別委員会委員長報告  日程第8 発議第4号  日程第9 発議第5号
     日程第10 発議第6号        ──────────────────────────                午前10時00分開会 ○議長(篠田純一君) おはようございます。  令和4年第2回稲敷市議会定例会の開会に先立ちまして、4月1日付で塩畑 実副市長が就任されておりますので御挨拶をいただきたいと思います。  塩畑副市長、御登壇願います。              〔副市長塩畑 実君登壇〕 ◎副市長(塩畑実君) 皆様、改めましておはようございます。本会議開会前の貴重な時間にもかかわらず挨拶の機会をいただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。  副市長に就任いたしまして2か月がたちますが、日々の業務を通して、改めてその職責の大きさ、重さを痛感しているところでございます。  今、当市におきましても、これまでにない人口減少や少子高齢化、地域経済の縮小などの課題に直面しておりますが、これら諸課題に的確に対応していくためには、これまでの慣例や常識、経験にとらわれず、新たな発想で果敢に挑戦し続けていくことが大事であると思っております。  このような考えの下、筧市長を補佐し、職員一丸となって稲敷市発展のため全力で取り組んでまいりますので、今後とも議員の皆様の御指導、御支援のほどよろしくお願い申し上げまして、私の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(篠田純一君) 塩畑副市長の今後の御活躍を御期待しております。  続きまして、4月1日付で幹部職員に人事異動がございましたので、異動のあった議場出席職員について、水飼行政経営部長より御紹介をお願いいたします。 ◎行政経営部長(水飼崇君) 改めましておはようございます。第2回定例会、大変お疲れさまでございます。  4月1日付で議場出席一般職職員に人事異動がございましたので、異動のあった職員の紹介をさせていただきます。  初めに、危機管理監岡沢充夫でございます。  続いて、地域振興部長根本和伸でございます。  続いて、土木管理部長椎野茂夫でございます。  続いて、行政経営部企画監兼ねて総務課長川村喜一でございます。  なお、新型コロナウイルス感染症に関する市議会の対応方針により本日入室してはございませんが、地域振興部企画監兼ねて産業振興課長に軽部 修、市民生活部企画監兼ねて収納課長に柳町準一、秘書政策課長に荒井宏已へ人事異動となっております。  紹介は以上でございますが、最後に申し遅れましたが、私、行政経営部水飼でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(篠田純一君) 次に、全国市議会議長会並びに茨城県市議会議長会より議員表彰を受けられました議員各位に対し、表彰状の伝達を行います。  山下恭一議員が議員在職20年以上の表彰を全国市議会議長会及び茨城県市議会議長会から、山本彰治議員が議員在職10年以上の表彰を全国市議会議長会から受賞しておりますので、受賞者の功績をたたえまして、お一人ずつ賞状の伝達を行います。 ◎議会事務局長(坂本哲君) それでは初めに、全国市議会議長会並びに茨城県市議会議長会より表彰を受けております山下恭一議員に対しまして、表彰状の伝達を行います。  山下議員は恐れ入りますが、議員席から正面に向かって左側の執行部席前にお進みください。議長は降壇し、伝達をお願いいたします。              〔山下恭一議員、演壇前方へ進む〕 ◎議会事務局長(坂本哲君) それでは、篠田議長より伝達をお願いいたします。 ○議長(篠田純一君)  表彰状  稲敷市 山下恭一殿  あなたは、市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第98回定期総会に当たり、本会表彰規程によって特別表彰をいたします。  令和4年5月25日                      全国市議会議長会会長 清水富雄(代読)                 〔表彰状授与・拍手〕 ○議長(篠田純一君)  表彰状  稲敷市議会議員 山下恭一殿  あなたは、市議会議員の職にあること20年、熱誠地方自治の伸張発展に尽瘁し、市政の向上振興に貢献された功績は、誠に顕著であります。よって、ここに表彰します。  令和4年4月18日                     茨城県市議会議長会会長 須田浩和(代読)                 〔表彰状授与・拍手〕 ◎議会事務局長(坂本哲君) おめでとうございました。  それでは、続けてまいります。  次に、全国市議会議長会より表彰を受けております山本彰治議員に対しまして、表彰状の伝達を行います。  山本議員は恐れ入りますが、議員席から正面に向かって左側の執行部席前にお進みください。              〔山本彰治議員、演壇前方へ進む〕 ◎議会事務局長(坂本哲君) それでは、議長より伝達をお願いいたします。 ○議長(篠田純一君)  表彰状  稲敷市 山本彰治殿  あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第98回定期総会に当たり、本会表彰規程によって表彰いたします。  令和4年5月25日                      全国市議会議長会会長 清水富雄(代読)                 〔表彰状授与・拍手〕 ◎議会事務局長(坂本哲君) おめでとうございました。  それでは、議長は議長席へお戻り願います。                 〔議長、議長席へ着席〕 ○議長(篠田純一君) 以上で各受賞者の皆様への表彰伝達を終わります。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) それでは、ただいまから令和4年第2回稲敷市議会定例会を開会します。  ただいまの出席議員は19名であります。欠席議員は8番竹神議員の1名であります。  地方自治法第113条の規定により定足数に達しておりますので、会議は成立します。  傍聴者の方に申し上げます。議場での私語は禁止されておりますので、御注意願います。また、発言、録音、撮影等は認められませんので、静粛な傍聴に御協力をお願いいたします。  なお、本市議会では、例年同様に5月1日から10月31日までの期間、クールビズを実施します。よって、本会議及び議会が関連します会議等ではクールビズ対応とし、今期定例会中は上着の着脱を自由とします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、       1番  沼 崎 孝 雄 君       2番  寺 崎 久美子 君 をそれぞれ指名します。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りする前に、去る5月24日と本日本会議開会前に議会運営委員会を開いておりますので、議会運営委員長から会期等について委員会の結果を報告願います。  議会運営委員長松戸千秋君。              〔議会運営委員長松戸千秋君登壇〕 ◎議会運営委員長(松戸千秋君) おはようございます。ただいま議長より指名を受けましたので、議会運営委員会で決定いたしました会期日程につきまして御報告を申し上げます。  去る5月24日及び本日本会議開会前に開催いたしました会議には、両日とも委員5名のほか篠田議長、若松副議長に出席をいただき、稲敷市議会委員会条例第16条の規定により、両会議は成立をいたしました。  5月24日の会議では、付託されました令和4年第2回稲敷市議会定例会の議会運営につきましてを議題とし、執行部より筧市長、水飼行政経営部長、川村行政経営部企画監兼総務課長に出席をいただき、協議を行いました。  本日の会議では、療養休暇中市職員が山下恭一議員によるハラスメントによるものか、又不当要求疑惑等に関する調査特別委員会委員長報告の取扱いについて協議を行いました。  それでは、お手元に配付されております資料に基づきまして御説明申し上げます。  本定例会の会期日程は、本日5月31日から6月10日までの11日間であります。  本日5月31日は、日程第3で、再議第1号及び再議第2号の2案件を一括上程し、市長より提案理由の説明を求め、採決を行います。  次に、日程第4で、報告第1号から報告第5号までの5案件について、市長より一括して報告を求めます。  次に、日程第5で、議案第44号から議案第54号までの11案件を一括上程し、市長より提案理由の説明を求めます。  次に、日程第6で、議案第55号を上程し、市長より提案理由の説明を求め、採決を行います。  次に、日程第7で、議会改革調査特別委員会委員長より委員会の調査報告を行います。  次に、日程第8から日程第10まで、議会基本条例の制定と政治倫理条例及び議会傍聴規則の一部改正を発議し、直ちに採決を行います。  以上が本日の議事日程であります。  6月1日は、議案調査のため休会とし、2日午前10時、本会議を再開いたします。2日、3日は、市政一般に関する通告質問を行います。  次に、議案第44号から議案第54号までに対する発言通告による質疑を行います。質疑終結後、議案第44号から議案第54号までを各所管の常任委員会への付託を行う予定であります。  6日から8日までは、各常任委員会を開催し、6日は総務教育常任委員会、7日は市民福祉常任委員会、8日は産業建設常任委員会において付託されました案件についての審査を行います。  9日は、議事整理のため休会といたします。  10日が、本定例会の最終日であります。午前10時に開会し、常任委員会に付託されました議案の審査結果についての報告の後、討論、採決を行います。採決終了後、療養休暇中市職員が山下恭一議員によるハラスメントによるものか、又不当要求疑惑等に関する調査特別委員会委員長より委員会の調査報告を行います。  決定事項について御報告いたします。  なお、追加議案等がある場合には、随時、議会運営委員会を開催の上、審査を行ってまいります。  会期日程等についての議会運営委員会の各決定事項については以上のとおりでございます。議員の皆様方の御賛同を申し上げ、報告とさせていただきます。 ○議長(篠田純一君) 議会運営委員長からの報告が終わりました。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、ただいま委員長から報告のあったとおり本日5月31日から6月10日までの11日間にしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日5月31日から6月10日までの11日間とすることに決しました。  休憩します。                午前10時17分休憩          ──────────────────────                午前10時17分開議 ○議長(篠田純一君) 会議を再開いたします。  また、各報道機関から本会議の写真撮影及び録音を行いたい旨の申出があり、傍聴規則第8条の規定により許可しておりますので御報告いたします。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 日程第3、再議第1号及び再議第2号の2案件を一括して議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。また、市長より市政報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許可します。  市長筧 信太郎君。               〔市長筧 信太郎君登壇〕 ◎市長(筧信太郎君) 改めましておはようございます。令和4年第2回稲敷市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には、公私共に御多用のところ御出席を賜り、誠にありがとうございます。  先ほど開会前に、全国市議会議長会並びに茨城県市議会議長会から表彰を受けられました山下恭一議員、また、全国市議会議長会から表彰を受けられました山本彰治議員、議員各位におかれましては、長きにわたり議会運営並びに本市の発展に多大なる御尽力をいただき、改めて厚くお礼を申し上げます。また今後とも一層のお力添えをお願いするとともに、さらなる御活躍を御祈念申し上げまして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。  さて、5月も終わりを迎え、梅雨の季節が近づいてまいりました。私たちにとっては少しうっとうしい梅雨も、植物にとっては成長に欠かせない恵みの雨であり、大切な時期でもあります。植物に限らず、何事にも真正面から見るだけではなく、多角的な視点で様々なものを見ることで、新たな発見も見えてまいります。市政に関する取組につきましても、様々な違った視点で見ることもとても大切であると感じているところでございます。  さて、新型コロナウイルス感染症の状況でございますが、全国的に第6波の影響による感染者数は、4月から5月にかけて徐々に減少に転じているところではありますが、まだまだ油断できない状況が続いております。  そうした中、本市における新型コロナウイルスワクチンの4回目接種につきましては、予約開始を6月8日、接種の開始を6月10日に設定し、現在準備を進めております。対象となる方は、3回目を接種した60歳以上の方、また、18歳から59歳の方で基礎疾患を有する方、その他重症化リスクが高いと医師が認める方で、4回目の接種期間が可能となった方に対しまして順次、案内を発送する予定でございます。これまで1回目から3回目までのワクチン接種を踏まえまして、皆様に安心して接種していただけるよう、体制を整えてまいります。  また、本市では、市民の健康、生命、生活を守ることを最優先課題と捉え、第四次経済対策やウイズコロナを念頭に置いた政策を中心に、市民に寄り添い、地域経済活動の活性化に向け、本市の特色を生かした支援策を講じてまいります。  さて、これから梅雨に入り、出水期を迎えますが、令和元年に発生した東日本台風で本市においても甚大な被害が発生するなど、近年、気候変動の影響などにより水害など自然災害が頻発化、激甚化しております。そうした大規模自然災害に備え、安全で安心して暮らせる災害に強いまちづくりを計画的に推進するため、本市においても、稲敷市国土強靱化地域計画を策定いたしました。さらに、地域防災力の強化を図るため、災害対策基本法等の改正を基に、稲敷市地域防災計画についても改定を行っております。  また、市民にとって最も大切なことの一つとして、災害時における情報伝達体制の構築であると考え、必要な方に必要な情報が伝わるよう、新たな情報発信手段として、スマートフォン向け市公式アプリを導入いたしました。現在、防災に係る緊急通知等の機能を先行して運用しておりますが、今後は、日常的に必要な行政情報を発信し、市民のさらなる利便性向上につながるよう、積極的な活用を推進してまいります。  本市は、今年4月に、市内全域が過疎地域の指定を受けることになりました。この指定を契機に、5月2日にはいなしきを未来につなぐ地域づくりワークショップを開催し、市民の皆様から忌憚のない御意見を聞くことができました。今回の過疎地域指定を受けたことを悲観するのではなく、ピンチをチャンスに変え、新たなまちづくりに向けて積極的に取り組んでまいります。  また、5月15日には和田公園をメイン会場に、茨城放送主催のサイクリングイベント「いばチャリin稲敷」が開催され、市外、県外から多くの皆様に参加をいただき、本市の景色や魅力を堪能していただきました。私も市のPRを兼ねて参加させていただきましたが、皆様とともに久しぶりに心地よい汗を流すことができました。さらに夏に向けて、7月には伝統ある江戸崎祇園祭が3年ぶりに行われる予定であり、8月には本市最大のイベントでもあります花火大会も3年ぶりの開催を視野に現在検討を進めているところであります。徐々にではありますが、こうしたイベントを皮切りにコロナ禍で失われつつあった地域や人と人との絆、つながりをより強固なものに変えながら、コロナ禍以前のような活気を取り戻し、本市ならではの魅力を発信してまいりたいと考えております。  近年、社会経済情勢が急激に変化するなど、社会構造が大きな転換期を迎えておりますが、市としましても、市民そして事業者の皆様の健康と暮らしを守り抜くために、時代の変化に合わせ、創意工夫を凝らしながら、本市の特性を生かした新たな視点で挑む新たなステージのまちづくりを目指し、全力で取り組んでいく決意であります。市議会をはじめ市民の皆様とともに一丸となって、この難局を乗り越え、活力ある稲敷市を築いてまいりたいと考えておりますので、なお一層のお力添えを賜りますよう、心からお願いを申し上げます。  それでは、今期定例会に提案をいたしました議案等でございますが、再議案件2件、報告案件5件、専決処分の承認案件4件、条例の一部改正案件3件、補正予算案件1件、工事請負契約の締結案件3件、人事案件1件の19案件でございます。  順次、提案要旨を御説明させていただきます。  それでは、再議第1号、再議第2号につきまして、提案理由を御説明させていただきます。本案件につきましては、地方自治法第176条第4項の規定により再議に付するものでございます。  まず、再議第1号 令和3年第2回稲敷市議会臨時会において議決された議案に係る再議についてでありますが、令和3年度稲敷市一般会計補正予算(第8号)の審議の際に、議事に参与すべき議員を除斥して議決が行われたため、再度、御審議をお願いするものであります。  次に、再議第2号 令和4年第1回稲敷市議会定例会において議決された議案に係る再議についてでありますが、令和4年度稲敷市一般会計補正予算(第2号)の審議の際に、議事に参与すべき議員を除斥して議決が行われたため、再度、御審議をお願いするものであります。  以上、再議第1号、再議第2号について御説明をさせていただきました。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(篠田純一君) 以上で市長の説明が終わりました。  これより、再議第1号及び再議第2号について質疑を行います。  なお、質疑につきましては、会議規則第55条第1項の規定で、その範囲を超えてはならないこと、自己の意見を述べることができないこと、第56条及び第57条の規定により、同一議題に対する質問回数及び質問時間は一般質問と同様の発言制限がございますので、この点について特に御注意をお願いいたします。また、発言は演壇で行い、再質疑以降については質問席で発言されますよう、お願いいたします。  質疑を許します。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております再議第1号及び再議第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより、再議案2件についての討論、採決を行います。  初めに、再議第1号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 討論なしと認めます。  これより、再議第1号 令和3年第2回稲敷市議会臨時会において議決された議案に係る再議についてを採決いたします。  採決は、電子採決といたします。  議員各位に申し上げます。議席にある出席ボタンが点灯していることを確認してください。  本案に賛成または反対のボタンを押してください。                〔賛成・反対者ボタンを押す〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れなしと認めます。  採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、再議第2号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 討論なしと認めます。  これより、再議第2号 令和4年第1回稲敷市議会定例会において議決された議案に係る再議についてを採決いたします。  本案に賛成または反対のボタンを押してください。                〔賛成・反対者ボタンを押す〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れなしと認めます。  採決を確定いたします。  賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 日程第4、報告第1号から報告第5号までの5案件について、市長より報告を求めます。  市長筧 信太郎君。               〔市長筧 信太郎君登壇〕 ◎市長(筧信太郎君) 報告第1号から報告第5号まで一括して御説明させていただきます。  初めに、報告第1号 令和3年度稲敷市一般会計予算の継続費繰越計算書についてであります。  本報告は、令和3年度稲敷市一般会計予算継続費に係る繰越計算書について、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告を行うものであります。繰越事業は稲敷工業団地開発推進事業、翌年度への繰越額は1億4,700万5,000円、財源につきましては繰越金であります。  次に、報告第2号 令和3年度稲敷市一般会計予算の繰越明許費繰越計算書についてであります。  本報告は、令和3年度稲敷市一般会計予算繰越明許費に係る繰越計算書について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により行うものであります。繰越事業は住民基本台帳事務費をはじめ全16事業、翌年度繰越額は合計で23億5,997万5,000円、財源内訳につきましては、国県支出金17億2,526万7,000円、地方債4億5,040万円、一般財源1億8,430万8,000円であります。  次に、報告第3号 令和3年度稲敷市基幹水利施設管理事業特別会計予算の繰越明許費繰越計算書についてであります。  本報告は、令和3年度稲敷市基幹水利施設管理事業特別会計予算繰越明許費に係る繰越計算書について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により行うものであります。繰越事業は基幹水利施設管理事業事務費、翌年度繰越額は2,200万円、財源内訳につきましては、既収入特定財源330万1,000円、国県支出金1,320万円、一般財源549万9,000円であります。  次に、報告第4号 令和3年度稲敷市水道事業会計予算の繰越計算書についてであります。  本報告は、令和3年度稲敷市水道事業会計予算に係る繰越計算書について、地方公営企業法第26条第3項の規定により行うものであります。繰り越した事業は市道整備に伴う椎塚地区配水管布設替工事及び本新地区配水管布設替工事で、翌年度繰越額は4,434万7,000円、財源は損益勘定留保資金であります。  次に、報告第5号 令和3年度稲敷市下水道事業会計予算の繰越計算書についてであります。  本報告は、令和3年度稲敷市下水道事業会計予算に係る繰越計算書について、地方公営企業法第26条第3項の規定により行うものであります。地方公営企業法第26条第1項による建設改良費の繰越額は、新利根処理区整備事業における流域下水道建設負担金で、繰越額は103万1,000円、財源内訳は企業債で80万円、損益勘定留保資金等が23万1,000円であります。また、同法26条第2項ただし書の規定による事故繰越額は、令和2年度分の新利根処理区整備事業における流域下水道建設負担金で繰越額は10万円、財源は企業債であります。  以上、報告第1号から報告第5号について御説明をさせていただきました。 ○議長(篠田純一君) 以上で報告は終了しました。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 日程第5、議案第44号から議案第54号までの11案件を一括して議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長筧 信太郎君。               〔市長筧 信太郎君登壇〕 ◎市長(筧信太郎君) 続きまして、議案第44号から議案第54号まで一括して御説明申し上げます。  初めに、議案第44号 専決処分の承認を求めることについて(稲敷市税条例等の一部を改正する条例)であります。  本案は、地方税法等の一部改正する法律並びに政令、省令が令和4年3月31日に公布されたことに伴い、稲敷市税条例等の一部に改正の必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により、同日専決処分をさせていただきましたので、同法同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。改正の内容は、土地に係る固定資産税の負担調整措置について、激変緩和の観点から令和4年度に限り商業地等の課税標準額の上昇幅を減少させるとともに、個人の住民税においては、住宅借入等特別税額控除の延長に伴い、適用期間と適用を受ける居住年をそれぞれ延長することが主なものであります。  次に、議案第45号 専決処分の承認を求めることについて(稲敷市国民健康保険税条例等の一部を改正する条例)であります。  本案は、地方税法等の一部を改正する法律並びに政令省令が令和4年3月31日に公布されたことに伴い、稲敷市国民健康保険税条例等の一部に改正の必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により、同日専決処分をさせていただきましたので、同法同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。改正の内容は、国民健康保険税の課税限度額について、基礎課税額を63万円から65万円に、後期高齢者支援金等課税額を19万円から20万円にそれぞれ引き上げるものでございます。  次に、議案第46号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度稲敷市一般会計補正予算(第15号))であります。  本案は、令和4年3月30日付で、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をさせていただきましたので、同法同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。  令和3年度稲敷市一般会計補正予算(第15号)は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ1,087万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ252億4,357万7,000円としたものであります。歳出は、民生費に1,087万円を追加したもので、幼児教育・保育施設運営事業585万5,000円、民間保育所運営費501万5,000円の追加であります。歳入につきましては、地方交付税1,087万円の追加であります。  次に、議案第47号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度稲敷市一般会計補正予算(第16号))であります。  本案は、令和4年3月31日付で、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をさせていただきましたので、同法同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。
     令和3年度稲敷市一般会計補正予算(第16号)は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ1,154万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ252億5,512万6,000円としたものであります。歳出は、ふるさと応援寄附金事業費の確定によるもので、同事業費を5,087万4,000円減額し、減債基金費7,108万1,000円を追加したものが主なものであります。歳入は、地方譲与税、各種交付金等の確定によるもので、地方交付税を7,783万円追加し、ふるさと応援寄附金5,964万円、並びに減債基金繰入金1億5,000万円をそれぞれ減額したものが主なものであります。また、繰越明許費補正につきましては、1事業を追加し、2事業を変更、1事業を廃止し、地方債補正につきましては、2事業を変更、1事業を廃止しております。  次に、議案第48号 稲敷市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正についてであります。  本案は、租税特別措置法、同法施行令の一部を改正する法律、並びに省令の施行に伴い、関係条項を整理するものであります。  次に、議案第49号 稲敷市介護保険条例の一部改正についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合における、第1号被保険者介護保険料の減免措置を令和4年度においても継続するものであります。  次に、議案第50号 稲敷市都市公園条例の一部改正についてであります。  本案は、沼田運動公園野球場の土地返還に伴い、当施設を稲敷市都市公園有料公園施設から除くものであります。  次に、議案第51号 令和4年度稲敷市一般会計補正予算(第3号)であります。  本案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ7,946万4,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ225億2,563万7,000円とするものであります。歳出は、まず民生費に5,289万4,000円を追加するもので、フッ化物洗口推進事業46万6,000円、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業で、独り親世帯分2,546万7,000円、その他世帯分2,696万1,000円をそれぞれ追加するものであります。次に、衛生費に2,657万円を追加するもので、予防接種事業40万2,000円、新型コロナウイルス予防接種事業2,616万8,000円をそれぞれ追加するものであります。歳入は、国庫支出金で子育て世帯生活支援特別給付金事業補助金、独り親世帯分2,546万7,000円、その他世帯分2,696万1,000円、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金2,616万8,000円をそれぞれ追加し、県支出金でフッ化物洗口推進事業補助金25万2,000円を追加するとともに、繰越金61万6,000円を追加するものであります。  次に、議案第52号から議案第54号までの3議案につきましては、地方自治法第96条第1項第5号、並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  初めに、議案第52号は、令和4年度稲敷市立東中学校第一体育館大規模改修工事であります。  契約方法は一般競争入札、契約金額は1億7,050万円、契約の相手方は細谷建設工業株式会社代表取締役細谷よしのであります。  次に、議案第53号、令和4年度稲敷市立沼里小学校体育館大規模改修工事であります。  契約方法は一般競争入札、契約金額は1億6,465万2,400円、契約の相手方は日高見建設工業株式会社代表取締役根本和明であります。  次に、議案第54号、江戸崎浄水場急速ろ過機設備更新工事であります。  契約方法は一般競争入札、契約金額は1億4,399万円、契約の相手方はドリコ株式会社代表取締役社長鮫島 修であります。  以上、議案第44号から議案第54号まで御説明させていただきました。御審議の上、適正なる御決定を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(篠田純一君) 以上で市長の説明が終わりました。  ここで休憩いたします。                午前10時47分休憩          ──────────────────────                午前11時00分開議 ○議長(篠田純一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 日程第6、議案第55号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長筧 信太郎君。               〔市長筧 信太郎君登壇〕 ◎市長(筧信太郎君) それでは、議案第55号 教育委員会委員の任命についてであります。  本案は、現委員であります徳田好廣氏が本年7月6日をもって任期満了となりますことから、新たに和田和彦氏を任命することにつきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  任期につきましては、令和4年7月7日から令和8年7月6日までの4年間であります。  御審議の上、適正なる御決定を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(篠田純一君) 市長の説明が終わりました。  本案は人事案件でございますので、当市議会の申合せにより、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに賛成または反対のボタンを押してください。                〔賛成・反対者ボタンを押す〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れなしと認めます。  採決を確定いたします。  賛成全員です。よって、本案は同意することに決定しました。  休憩します。                午前11時02分休憩          ──────────────────────                午前11時02分開議 ○議長(篠田純一君) 会議を再開いたします。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 日程第7、議会改革調査特別委員会委員長報告の件を議題といたします。  議会改革調査特別委員会の行った議会基本条例及び政治倫理条例の見直しに関する調査・決定事項について、特別委員会委員長より報告を求めます。  議会改革調査特別委員会委員長高野貴世志君。           〔議会改革調査特別委員長高野貴世志君登壇〕 ◎議会改革調査特別委員長(高野貴世志君) 議会改革調査特別委員会の審査結果について御報告いたします。  本特別委員会は、令和3年6月に9名の委員により構成、設置され、議会基本条例の制定及び政治倫理条例の見直しについて委員会を14回開催し、審査を重ねてまいりました。  議会基本条例の制定につきましては、総則、議会及び委員の活動原則、市民と議会の関係、議会と市長等との関係、議会運営、議会機能の充実強化、議員の政治倫理、身分及び待遇等、九つの章で構成され、特徴的な項目としては、東日本大震災、また、近年多発しているゲリラ豪雨災害等を踏まえて災害等対応の項目を設け、議会としても災害時に的確に対応していくことを明文化するものです。この議会基本条例は、稲敷市議会の最高規範となるもので、既存の稲敷市議会に関する条例等の上位の位置づけとなります。  政治倫理条例の見直しにつきましては、現行条例の第3条、政治倫理基準にハラスメント行為の禁止や暴力団等と利害関係を持つことの禁止に関する規定の追加や、第4条、請負契約等の辞退の規定を厳格化するため、契約等辞退の除外となる1回の契約額を130万円未満から20万円未満への引下げや、実質的に経営に携わっている企業の定義において、市長等及び議員が株式会社の株式を3分の1以上保有している企業を追加するほか、市長等及び議員が企業から収受する報酬額を300万円から5万円に減額、また、第10条、市民の調査請求では、請求要件の人数を100人の連署が必要だったものを1人から請求できるものと見直す改正案に加え、新たな条項として、議員の所得税等納付状況の報告を追加し、議員は一住民としての納税の義務を果たしていることは当然あるべき姿であり、市民に対して信頼に足る議員であることを示すため、報告書の提出を定めるものです。  市民に分かりやすく信頼される議会となるべく決意をし、議会の最高規範として、かつ市民への約束として、この基本条例案及び政治倫理条例の一部改正案をまとめました。  以上、報告といたします。 ○議長(篠田純一君) 以上で議会改革調査特別委員会委員長の報告が終わりました。  お諮りいたします。  ただいまの委員長報告をもって、議会改革調査特別委員会に付託しました議会基本条例の制定及び政治倫理条例の見直しに係る調査研究を終了することといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 御異議なしと認め、さよう決しました。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 日程第8、発議第4号 稲敷市議会基本条例の制定についてを議題といたします。  提出者より発議内容の提案説明を求めます。  15番高野貴世志君。               〔15番高野貴世志君登壇〕 ◎15番(高野貴世志君) 15番高野でございます。発議第4号 稲敷市議会基本条例の制定についてを御説明申し上げます。  提出者、稲敷市議会議員高野貴世志、賛成者、稲敷市議会議員浅野信行、同山下恭一、同松戸千秋、同岡沢亮一、同山本彰治、同竹神裕輔、同黒田茂勝、同中沢 仁でございます。  本案は、地方自治の本旨に基づき、二元代表制の一翼を担う合議制の議事機関である議会及び議員の役割を明らかにするとともに、議会に関する基本的な事項を定めるものです。  条例の構成は、前文及び9章23条の構成となるもので、第1章が「総則」、第2章が「議会及び議員の活動原則」、第3章が「市民と議会の関係」、第4章が「議会と市長等との関係」、第5章が「議会運営」、第6章が「議会機能の充実強化」、第7章が「議員の政治倫理、身分及び待遇」、第8章が「大規模災害等への対応」、第9章に「条例の位置付け及び見直し手続き」をそれぞれ定めるものです。  特徴的な項目としては、東日本大震災、また近年多発しているゲリラ豪雨災害等を踏まえて「災害等対応」の条項を設け、議会としても災害時に的確に対応していくことを明文化するものです。  市民の代表としての議会及び議員の活動のより一層の充実及び活性化を図り、市民の負託に的確に応えることにより、市民福祉の向上及び市勢の発展に資するため、稲敷市議会基本条例を制定したいので提案するものであります。  以上、発議第4号に対する説明を終わります。よろしく御審議の上、議員各位の御賛同をお願いいたします。 ○議長(篠田純一君) 提出者からの説明が終わりました。  これより質疑を行います。  なお、質疑につきましては先ほど申し上げましたとおり、発言の内容、回数が制限されておりますので、御注意をお願いいたします。  それでは、発議第4号に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。  次に、発議第4号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 討論なしと認めます。  発議第4号 稲敷市議会基本条例の制定についてを採決いたします。  本案を、原案のとおり可決することに賛成または反対のボタンを押してください。                〔賛成・反対者ボタンを押す〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れなしと認めます。  採決を確定いたします。  賛成全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 日程第9、発議第5号 稲敷市政治倫理条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者より発議内容の提案説明を求めます。
     15番高野貴世志君。               〔15番高野貴世志君登壇〕 ◎15番(高野貴世志君) 発議第5号 稲敷市政治倫理条例の一部改正についてを御説明申し上げます。  提出者、稲敷市議会議員高野貴世志、賛成者、稲敷市議会議員浅野信行、同山下恭一、同松戸千秋、同岡沢亮一、同山本彰治、同竹神裕輔、同黒田茂勝、同中沢 仁でございます。  本案は、本条例施行から10年が経過したことから、今日的な課題に対応するため、市長等及び議員の倫理基準をより明確化し、さらなる公正で開かれた市政の発展に寄与するため、条例の一部改正を提案するものです。  第3条「政治倫理基準」にハラスメント行為の禁止や暴力団等と利害関係を持つことの禁止に関する規定の追加や、第4条「請負契約等の辞退」の規定を厳格化するため、契約等辞退の除外となる1回の契約額を130万円未満から20万円未満への引下げや、「実質的に経営に携わっている企業」の定義において、市長等及び議員が株式会社の株式を3分の1以上保有している企業を追加するほか、市長等及び議員が企業から収受する報酬額を300万円から5万円に減額、また、第10条「市民の調査請求」では、請求要件の人数を100人の連署が必要だったものを1人から請求できるものと見直す改正案に加え、新たな条項として、議員の所得税等納付状況の報告を追加し、議員は一住民としての納税の義務を果たしていることは当然あるべき姿であり、市民に対して信頼に足る議員であることを示すため、所得税等納付状況報告書の提出を定めるものです。  以上、発議第5号に対する説明を終わります。よろしく御審議の上、議員各位の御賛同をお願いいたします。 ○議長(篠田純一君) 提出者からの説明が終わりました。  これより質疑を行います。  それでは、発議第5号に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。  次に、発議第5号に対する討論を行います。  討論はありませんか。  柳町議員。  休憩します。                午前11時16分休憩          ──────────────────────                午前11時16分開議 ○議長(篠田純一君) 会議を再開いたします。  まず、原案反対の方の発言を許します。  討論はありませんか。  16番柳町議員。               〔16番柳町政広君登壇〕 ◆16番(柳町政広君) 16番柳町です。反対の立場で討論させていただきます。  ただいま委員長より、市長及び議員の年間の報酬300万円というやつが、今回は5万円に引き下げられると。聞くところによりますと、この近辺では取手市が一番低いということでありましたので、それに見習うというか、それを今回5万円ということで変えたというふうに聞いております。  私も取手市にどういう経過でやられたのかを聞いたところ、昨日、事務局からの答えでは、合併のときに藤代、それから取手市の合併に至った経緯で、各市町村で政治倫理は当然あったわけですが、二親等と一親等というような狭間がありまして、一親等に取手市で決めた。一親等を導入するに当たっては5万円というようなことでなったという経緯を聞きました。基本的にはそのようなことで、私は幾らなんでも5万円ですと、その会社の社会保険も何も入れない金額ではないのかなというところであります。  2点目としては、今度、今まで調査権のほうが100人から1人でもできるということでありますが、事務方の煩雑さを招くのではないかなと危惧するところで、私は最大でも複数の人数が必要ではないかと考えているものであります。  3点目としては、条例の見直し、今回この条例は社会情勢の変化と市民の意見等踏まえて、必要に応じて見直しを行うものとすると明記されていますが、どのような手順でどうできるのかというのは、その辺の明確さが必要ではないかと思います。  今後の稲敷を見据えて改正されることには私は賛成しますけれども、あまりにも今回のように何人でも、憲法の22条にあるように、私はこれ元々職業選択の自由ということを唱えていた1人でありますが、そういうことを鑑みますと、今回の倫理条例には反対します。  以上です。 ○議長(篠田純一君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 討論なしと認めます。  発議第5号 稲敷市政治倫理条例の一部改正についてを採決いたします。  本案を、原案のとおり可決することに賛成または反対のボタンを押してください。                〔賛成・反対者ボタンを押す〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れなしと認めます。  採決を確定いたします。  賛成多数です。よって、本案は原案のとおり可決されました。  休憩いたします。                午前11時20分休憩          ──────────────────────                午前11時20分開議 ○議長(篠田純一君) 会議を再開いたします。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 日程第10、発議第6号 稲敷市議会傍聴規則の一部改正についてを議題といたします。  提出者より発議内容の提案説明を求めます。  12番松戸千秋君。               〔12番松戸千秋君登壇〕 ◎12番(松戸千秋君) 発議第6号 稲敷市議会傍聴規則の一部改正についてを御説明申し上げます。  提出者、稲敷市議会議員松戸千秋、賛成者、稲敷市議会議員山本彰治、同浅野信行、同竹神裕輔、同黒田茂勝、同中沢 仁でございます。  本案は、内閣府規制改革推進室から発出された地方公共団体における押印見直しマニュアルにより、市民サービス向上の観点から、稲敷市議会傍聴規則における署名等に関する条文を改正するものであります。  以上、発議第6号に対する説明を終わります。よろしく御審議の上、議員各位の御賛同を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(篠田純一君) 提出者からの説明が終わりました。  これより質疑を行います。  それでは、発議第6号に対する質疑を許します。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。  次に、発議第6号に対する討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 討論なしと認めます。  発議第6号 稲敷市議会傍聴規則の一部改正についてを採決いたします。  本案を、原案のとおり可決することに賛成または反対のボタンを押してください。                〔賛成・反対者ボタンを押す〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(篠田純一君) 押し忘れなしと認めます。  採決を確定いたします。  賛成全員です。よって、本案は原案のとおり可決されました。        ────────────────────────── ○議長(篠田純一君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は、6月2日午前10時に本議場において再開いたします。  なお、議案質疑の発言通告は、明日6月1日正午までに議長宛て提出願います。  本日はこれにて散会いたします。  大変お疲れさまでした。                午前11時24分散会...